突然ですが本日発売です。
whizとSURPRISEがコラボで製作しました、
真っ赤なレザーにブラックの文字が輝くベルトです。
「SURPRISE BELT」。
久しぶりのベルト。
どうしても赤いの欲しくて下野さんのお願いしまして、
WhizLeathersのシンヤさんに作ってもらいました。
お店は先日移転して3周年でして、
その日に自分が不在。
って事で、帰ってきました一発目の土曜日に発売でございます。
ややこしくてすみません。
本数は少なめですが、
そろそろベルト欲しいなーって方に見てもらえますと幸いです。
こんな感じで大好きな仕上がり。
このフロントの先までデザインが入ってるのが、
とってもかっこいいんですよね。
全体。
こんな感じの剣先。
シルバーバックル。
THE TRIBE OF。
WHIZ。
デザイン。
マーク。
素敵すぎる。
ケースが付きます。
サイズがありまして、
M(32インチ)、L(34インチ)、XL(36インチ)の3サイズ展開。
ベルトは一生使えますので、
一本良いのを持っときゃ大丈夫。
自分が過去に作った2本も今日も現役。
きっとこれから朝、パンツを履くときにテンションを上げてくれるでしょう。
これからも色んな箇所に革紐つけたり、
コンチョ付けたり、カスタムもきっと楽しい。
WhizLeathersWORKSHOPやらなきゃなですねw
って事でどうぞ巻いてみちゃって下さいね。
もう移転から3年ですって。
早いですねー。
そんな感じでいきなりですみません。
3年ってなんでも節目だとも思ってます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
さてさて、
それでは今日も懲りずに旅行のお話。
すみません。後半です。
3/2(木)。
朝3時に起床。
闇の中移動して空港へ。
向かうはシドニー。
お弁当的なのをホテルにもらう。
ワクワクしてあけたら中はシリアルとか。
食欲がなくなりサンドイッチみたいなのを食べる朝。
今回の国内線はジェットスター。
朝一のせいか皆あくびしながらめんどくさそうに仕事してる。
さすがオーストラリア。
ついにエアーズロック空港へ。
このエアーズロックって名称は実際の名前ではなく、
本当の名前は「ウルル」なんです。
ヘンリー・エアーズから名づけられた「エアーズ・ロック」という名は、
1985年、アボリジニのアナング族に(所有権が)返還され、
もともとの正式な名前である「ウルル」に変わりました。
そんな一枚岩を目指していざ出陣。
緊張の国内線乗り換え。
歩いて乗るスタイル。
うまくできるかな、って不安と、人生の目的のひとつがもうすぐかなう。
って緊張もする。
機内の絵。
このときにオーストラリアがどんな国か教えてもらった。
物価は高い、賃金も高い。
始業にはルーズ終業にはシビア。
土日は必ず休み、働く時間は短い、そして休みの日は家族で過ごす。
お金、時間の使い方が上手、カラオケやアミューズメントがない。
公園や散歩、子供が誰もゲーム何てやってない。
男性の長寿、健康志向、等々。
素晴らしい国なのがわかった。
住むのもありかもねとか(ごはんは無理ですが)。
立ち寄った雑貨やさんでは限りなく大量のバースデーアイテム。
祝うこと、それも家族で、このモチベーションが計り知れない。
文化の違いを感じつつ、日本が目指してるもの、
悪く言うと海外から、マスコミから、
叩かれている部分の労働、生活環境が整っている魅力的な国だった。
思えばこんな事ばっかり聞いてた。
我が物顔でシドニーでトランジット、チェックインも便利になって経験値も増えた。
シドニーで一休み。
現金めんどくさいからカード出せ、ってジュースやさんは理に適ってた。
3.5時間のフライトでエアーズロック空港へ。
到着。壊れた液晶がお出迎え。
エアーズロック空港は小さな空港。
小松空港よりも小さかった。
ここで沢山の人と一緒のプラン、混載車に乗り込む。
AATキングって会社がこの地域のすごい旅行会社らしい。
大きなホテルが全部同じ会社。
このバス何台みたか分からないほどです。
すごい商売ですね。
完全密着型で独占。
ホテル着。
この日の気温は38℃。
すさまじい日差しですw
特にリゾート感があるホテル。
セイルスインザデザート。
エスニックな感じ。
でもプールとかちゃんとありました。
結構な自然です。
噂の通り虫、ってかハエが多い。
めっちゃ多い。
常に1匹か2匹は自分の顔に担当がついてる。
こんなの序の口だとガイドさんは言うけど信じがたい。
思った以上でした。
覚悟してたのでへーき。
んで到着してすぐにウルルを堪能しに。
こんな赤土の中を歩き。
連れてかれたところはわり近くて、そこから歩くは草原。
初めてのヘリに搭乗。
黄色いヘリ。
すごい音でした。
一緒に乗ったおじいちゃんおばあちゃんたちは幸せそうでした。
荒野を飛び。
見えてきた。
すごかった、これ以上にない経験でした。
酔って怖かったのですが、想像以上の世界が広がってました。
短い時間で得られる経験値の大きさがすごい。
いや一つの目的に達した。感慨深い。
すこし休んで買い物に行き、そこからはこれも楽しみにしてた夜空のディナー、
サウンドオブサイレンス。
始まるサンセットの光景にシャンパンで感動しながらすぐにビールに移行。
徐々に日も暮れていき。
ウルルを背に。
サンセット。
ダンスや演奏も素敵でした。
こういうの好きです。見てるだけで楽しい。
さてこのサンセットが終わってから始まる。
あの経験は苦い思い出でもあるのですが、
恐ろしい数の外人さんの中に邦人2名でディナーです。
しかも同じテーブルに10人。
と試練の時間でしたが話しかけてくれる優しい人たちに返事だけして、
まさに沈黙、サイレンス。
これがずっと真っ暗になるまで。
ディナーは一生経験できないであろう内容でした。
アボリジニの食事とか。
色々と説明しにくいのですが、
空気がすごかったっす。
日本人が珍しそうでした。
何か説明の時も言われてる気がしましたが、
結果分からず。
そして星空のすごさ。
それも思い出です。
南半球ですので星座が日本で見るのと逆さま。
まさか冬の星座は、羽田のプラネタリムカフェで予習することになるとは。
お陰様で全部英語でしたが何か伝わりました。少し。
過去見た中でもぶっちぎりの星空でした。
天の川とか尋常じゃなかったです。
そして深夜に終了して、ばたりと就寝、
それもそのはず次のは日の出(サンライズ)を見るためにまた4時半起き。
いつもながら旅行は寝れないw
ホテルで心電図見つけた。
3/3(金)。
こんなとこまできて目覚ましで起床。
早朝から向かうはウルルサンセット。
これがまたすごくて、
言葉には表しにくいやたらめったら人が多いこと以外は最高だった、
思い描いてた光景。
うっすらした朝の景色。すごいね。
太陽が昇ってきて。
照らされて色もこんなに変わる。キレイ。
取りあえずどデカいですよね。
そしてこれから麓へ。
来る前から「岩だから登る意味がわからない」、
原住民も望んでいない。って強く言ってたのに、
今日、もしかしたら登れる日かも、それだったら…(3日に1日だけ)
と心が揺らぐ。
いや望まれてない、でもこんな機会、
と考えながら当初の目的通り、上らない方向で文化を知るツアーに。
結果、強風で開いてなかったのですが。
長い時間かけて歴史を知り、どういうものかを理解する。
リビンカルチャーまさにそうだと思う、自分もそうなりたい。
ストーリーとか書きだすとキリがないくらいに、
このウルルだけでもすごい物語が詰め込まれています。
人が集まると絵を描くとか、一見狭い世界にも見えるけど、
彼らはその中で生き続けて、奪われた場所も後から勝ち取ってる。
それは脈々として考え方、そう尊厳がそこにあるからだと思う。
沢山の歩いて、博物館みたいなとこにも行き、深く知識を得ました。
来ないと見れない場所、撮影禁止、映像も禁止区域は、
まさに守られた聖地。
こうやって人が集まるのもすごいし、文化はブレなければ自然と広がる。
なんとなく、ここに引き寄せられたのは自分自身の考え方、
感覚が通じる物があったからかも。
リビングカルチャーって良い言葉だなと。頑張らなければ。
洞窟(男)。
全部に意味があるんです。草の高さすら。
裏側は日も照ってます。
水。
下の人の大きさでどんだけデカい岩か伝わるかな。
ウルルのハート。
って言われてますが、ガイドさんたちは、
そんな事は求めていない。
歴史がないことを広めるのはやめてほしいと怒ってました。
そういう意味で真面目なんですよね。全部に。
取りあえずハエが多かったです。
一人当たり担当が10匹ほどつきます。
のでアミを装着してました。
上の写真は登り口。
まさかのヒモや鎖を使って登るなんて、
想像と随分違いました。
ちゃんと触れて、熱を感じ、
これで一枚岩になれる、と勝手に満足しました。
すごい経験でした。
ここでの思い出が一番強く、
そして衝撃な事がいっぱいでした。
資料館とかに書いてあることも古いかもですが、
守られている、守っている、って感覚が凄い。
土地と共に生きるってすごいですよね。
尊重、尊厳を感じる。
これが世の中すべての事になれば、
どんだけ生きやすく楽しい世の中になる事か。
学ぶことは古い事に多くあると思う事がよくあります。
なんにせよ、貴重な経験でした。
今回の新婚旅行に思う事。
もともと仕事ばっかりしてる自分は、
二人の時間ってのは比較的にかなり短く。
そんな訳で、どこかで互いのことって分からないものです。
一泊二日の旅行すら数えるくらい。
そんな空白を埋めるかのように8日間の新婚旅行は貴重な時間。
この一見なんのためか分からないようにも感じてたハネムーンというもの。
旅行会社の策略か、
とも考えたこともありますが、古いものはいい、良くできてる。
式のあとに急に飛び出す二人、右も左も分からない海外(自分の場合)。
にも関わらず、ずっと団体のツアーは嫌。
ところどころでガイドさんにお願いした、二人だけの旅。二人旅。
日本語一切通じないのに、二人とも英語できない無茶な旅。
もうそんなことは昔の話って既婚者の方には言えませんが、
これから結婚する方は、必ず行った方が良いと考えます。
思い出とかそういうきれいなものじゃなくて、絆が生まれる。
これがあるのとないのじゃ大きく違う、もちろんその時に絶望することもあるでしょう。
それもそれでこれから先の無駄が省けるので良いかも知れません。
どういう形であれ、どうなるにせよ、
簡単には得られない貴重な時間でした。
糸に半と書いて「絆」。
二人で糸を持ち、片方が緩んだら、もう片方が強く握り、
離れそうになっても声をかけ、片方が離しても片方が握っている。
そんな経験をしたことで、
これから強く、尊敬して生きていける気がしました。
オーストラリアに来てよかった。
不便な旅にする意味があった。
いろんなことが見えて、新しい感覚を得れた。
って事でこのウルルに来る前にそう感じてましたが、
この場所でしっかり記しておきたいと思いました。
また来たい。この場所に。
そして5時間にわたる貴重な時間もあっという間で、
ホテルに戻るとすぐに空港へ。
また国内線へシドニーへ。
今度はヴァージンオーストラリア。
それにしてもエアーズロック空港、あんな小さな空港はじめてだった。
搭乗口が一個も手荷物検査も一個。
横目で検査のモニターが丸見え。
色分けが最初からされてるのがすごかった。
すごい精度だなと感心しました。
時間はタイトですぐに乗り込む。
空港にはwifiないのに、先述のAATキングのバスにはフルでwifi完備。
順番がおかしなことになってる、便利と不便のバランスもね。
ってまた3時間ほどでシドニー到着。
ここで遭遇する怪しい案内人。
いろんなオーストラリア事情を聞いてテンション下がる。
仕事時間短い、残業したらクビ、報酬は日本の2.5倍。
でも物価高い、年金の完全に出来上がってファウンド化。
年金が少ない場合は保証される。
それで一人当たりのGDPが世界10位(日本は26位)。
原油やガスがもちろん左右してそうですが、
一体、日本ってあんだけ働いてるのに何なのか。
とか思いながらホテル到着。
レトロな佇まいはバカンス感を喪失させる。
ただの都会って感じがしちゃって。
部屋には窓もないし、一気に現実的。
街はウソみたいにシャレてました。
どんだけ頑張ってもこうはならんな。
日本は日本っぽい事もやってかなくちゃね。
日本食が恋しくてシドニータワーへ。
100席満席、並びいっぱい、スタッフ12人。脅威でした。
でも働いてる人はオーストラリアの人はいませんでした。
そんな遅い時間。
しょうゆは薄い。
肉は濃い。
タンタンメンが嘘みたいに辛かった。
本当、辛いを超えて痛いレベルでしたw
チャイナタウンとかもいまいちで、
色々と思ったのと違う感じ。
街は祭り前の喧騒。
翌日は世界で一番のゲイとレズの祭典「マルディグラ」。
セクシャルマイノリティの方々が夜の街にあふれてました。
すごい光景でした。
しかしながら、
目的もなく歩くには向いてない二人。
淡々と歩いて地理を学んで遅くに帰りました。
そんな感じで夜は見るとこ探すのも大変。
ってかお店が結構やってない。
そんな感じである意味オーストラリアを感じれた夜でした。
この二日の濃さはすごいものでした。
足元フラフラでございます。
いよいよ残り一日。
長い長い旅も最終日です。
そんなこんなで。
それではこの辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あ、明日はいよいよオーダースーツです。
お時間がある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいね。
飛び込みでも空いてれば大丈夫ですので、
どうぞ宜しくお願い致します。
日曜日と、月曜日、
やってまっす。
長くてすみません。
色々と思いが詰まった内容で、
5000文字突破で、ちゃんと更新されるか不安で。
どうぞお気軽に遊びに来ちゃって下さいね。
お待ちしております。
今日は土曜日。
楽しみにしてベルトが発売です。
頑張ります。更新。。。