実家が呉服屋の僕は、
親を見て育ったせいなのか同じ「衣類の接客」という業種に命かけてます。
好きが高じた、趣味の延長という人もいるかも知れませんが、
好きになった理由は多分実家にありました。
そんな中で好き勝手に自由奔放にさせてもらえて、
両親に感謝しかありません。
「接客業」という事の「楽しさ」を母に学び、
「接客業」の「厳しさ」を父に学びました。
厳しさとは思いやり
そう気づくには実家を離れた13年前はまだ若く、冷酒の様に父親の厳しい言葉は後から効きいてきました。
同じ業種の大先輩である実家の偉大さを感じれる年齢にやっとなってきて、
少しは仕事の話も同じ目線で話せるかもしれないなと感じ始めていました。
2011年4月23日、
父が他界しました。
現実の無情さを感じた朝方。
今でも信じられない状態でいます。
夢であってほしい、いつもと同じような朝に戻れ。
何度も何度もそうおもったこの数日間は感覚を失った早すぎる時間。
あまりにも辛く、あまりにも残酷。
自分の中の「働き」を失うまではその人は心に居続けるもの。
厳しさの象徴だった父の考えはしっかりと自分の中心で働きをさらに強く、根付き、生きています。
残されて自分達がすべき事は一生懸命に走る事。
まだ整理がついてない状態ですが真っ直ぐ今まで通りが、
自分というもの作った親の気持ちに答えると言うこと。
更新をお休みして申し訳ないございませんでした。
訃報を耳にして信じるまでの長く短い時間、その先に待ってた現実と共に頭に広がった、一枚の写真。
ありがとう。
頑張るよ。
余談ですが父の若い時に自分が似すぎてて笑いました。
色々な会に首突っ込んでたり、
知らなかった世間での事や、
お酒の席での事。
そんなとこまで似てて言葉に出来ない感覚になりました。
自分の中で生きているのでしょうね。
あと、
子供の時の自分がかわいすぎて笑いましたw
いつから胡散臭いおっさんになったのでしょう。
あ、数年ぶりに髭剃りました。
明日は出張の為、
お店をお休みさせていただきます。
今日から仕事に復帰しました。
朝から沢山の人に声かけてもらえて心に沁みております。
県外の自分の所まで足を運んでくれた皆さん、
託をくれた皆さん、
連絡をくれた皆さん、
お店に来てくれた皆さん、
心配してくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
心の支えになりました。
一生忘れません。
感謝しております。
これからもこんな自分ですが宜しくお願い致します。
頑張ります。更新。。。
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