おはようございます。
今日はご報告をさせてください。
妻が第二子を妊娠しました。
病気と戦う中、
とてつもないチャレンジです。
果たして過去に例があったのか、それも分かりません。
もしも前例がないとしても決めた事。
今日お伝えをできるところまできました。
現在、6ヶ月です。
ここに至るまで様々な事がありました。
まず、とてもではありませんが、
子供なんてとんでもない。というスタートだった事。
近ければ近いほど、
妻が倒れたあの時の事を知ってれば知ってるほど、
驚かせたと思います。
急なご報告ですみません。
早く伝えすぎて何かあったら巻き込んでしまう、
という自分の意志です。
病との戦い。
脳の病気との戦い。
その前提がまずあります。
あれは一年と少し前。
妻はいつも言ってました。
「息子をおにいちゃんにしたい」と。
そんな事はできる訳がない。
叶うはずもない。
妻と息子がいてくれたらそれでいい。
自分は第二子には後ろ向きというか、怖くて。
今のこの時代、子供は一人で十分だ、
というコロナ災禍と国への不信の感覚もありました。
でも一番は半ば強引に、
今ですら奇跡なのにそんな事できるはずもない。
考える余地もない。
と逃げにも近い停止をしてました。
考えないようにしていたというよりかは、
本音でこれ以上を望むなんてとんでもない。
贅沢過ぎることだ、言い切っていました。
それよりも妻に何かあるかと思うと、
そんなリスクを背負う事は無理。
出来ない事は出来ないので。
どうしても、と言うなら、
他にも選択肢はある、と考えていました。
命あってのものだね。
命に変わるものはない。
自分は頑なに何を言われようと首は縦に振りませんでした。
その理由は薬という大切な命綱。
その抗がん剤は強いのものであり、
まずとてもじゃないが投薬をやめるなんて事がそもそも無理です。
という自分の思い。
泣きながら何度も話し合う日々。
一ヵ月一ヵ月と月日は流れていきました。
そしてあれは薬を飲み始めてから10ヵ月が経つ頃、
主治医から薬をやめてもいいのではないか、
という世界のエビデンスを元に提案がありました。
即、「却下」の返答。
エビデンス?それがどうした。
飲み続けるという選択もあっていいはずだ。
体への負担の事も確かに。
しかし、どのくらいのケースがあるのか、
などを加味すると自分は投薬をやめる事に反対。
と強く伝えた時に、
主治医は冷静でした。
現代の医学の進歩と妻の体という二つの観点からの現実。
諭され続けた先には、
長い目線であればそちらが妻の元気に繋がる事も受け止めれた。
まずこの薬をやめるという越えれないハードルを越える。
心配性な自分、心配しすぎて変な人扱いの自分。
泣きながらの話すことが続きました。
誰もが泣いている家族の話は想いと想いのぶつかり合いです。
全て愛があるがゆえに分かるからこそ泣くしかない。
そして、少し時間が経ち、あれは確か一昨年の年末。
どうすればいいのか分からない、どの道が正しいのか…
もう自分はどう自分の意志決定と戦えばいいのか八方ふさがり。
そこで主治医は優しく言いました。
旦那さん、縁起でもない事を考えるのはやめなさいよ、
本当にそうなっちゃうよ。
悪い事ばかり言ってても前には進めないよ。
ハッとしました。
僕たちに出来ることは、
「幸せな時間を増やす事」。
だからその道も良いんじゃないの?って。
旦那さんの本気の心配は、ここにいる皆が分かってる。
皆でサポートするから心配するな。
と主治医に言われたあの日。
ふき出そうな涙を抑えながら進む道を決めました。
本当にいつも心配して悪い事ばっかり考えすぎていた。
口を開けば検査してほしい、ってしか言ってなかったと反省。
この時に決めた大きなこと。
「縁起でもない事は考えない、縁起でもない事は言わない」。
あの日から何度、心で唱えただろう。
人の言わせれば褒められた選択ではないかもしれない。
その怖さは今まで以上のものになる。
でも、でもね。
今まで通り一瞬を一瞬を積み重ねる事は変わらない。
大切な人に降りかかった雨に傘をさせる事が自分の幸せ。
そしてもう一つ新しい目標「妻の幸せを増やす」が出来た。
息子をおにいちゃんにしたい。という妻の希望。
ここから全部を整理して、どうするのがベストなのか、
をひたすら学ぶ、必要な事を頭に入れる。
そういう情報も沢山いれた。
寝る間も惜しんで、隙間を全部知識で埋めていました。
薬は体からどれだけの期間で悪い蓄積がなくなるか。
体に対しての負荷はどこまでが許されるのか。
最新の治療はどうなっているのか。
真剣に正面から向き合う期間が過ぎていき。
気持ちも落ち着いて年を越した2月。
投薬が終わる日が来ました。
そしてこの時に妻が強い言葉で言ったのは、
このタイミングでもしも可能であれば、
4歳差になる、みんな4歳差だよね、一緒が良い。
って言ってた時にそこまで考えてたのか、
ってハッとしたのを覚えています。
というのも、自分の家系で兄弟姉妹は4歳差が多いんです。
あこもここも、みたいな感じで、
こんな時までそんなことを考えてくれていたのか…
と何も言えなくなりました。
そして命をかけた戦いが始まりました。
投薬を終了し、飲むのは異常が出ない最低限のものだけにする。
そこから無事に半年経過。
張り裂けるような緊張と共に受けた、
定期的な検査は変化なしの良い結果が続き。
主治医からも応援と言葉通りのサポートを受け、
泣き言ばかり言う自分を何度も正してもらう。
そんな簡単なわけはない、と考えていた、
昨年末11/30に妊娠が分かり、
また泣きすぎました。
「喜んでくれてありがとう」なんて言われたらね。
立ってられませんよ。
不安ももちろん大きく、その反面嬉しさもすごいものでした。
妻が嬉しいと感じる事も嬉しい。
自分が家族が増える事も嬉しい。
幸せが増える事が嬉しい。
そこから安定期までは様々な事がありました。
定期的な検査も続き、
切迫流産による入院もありました。
全て同じ病院で、という選択も、
本当によかったと思います。
行く先々で手厚く説明不要で共通してるすばらしさ。
そしてそれも皆で乗り越えてきました。
検査がひと段落し、これであと4ヵ月。
ここまでお伝え出来なくてすみません。
ここまで来たら、行くことが出来たら、
と歩んできてやっとお伝えできるところまでこれました。
まだまだ何があるか分かりません。
困ることもあると思います。
その時はお力添えをいただけますと幸いです。
自分はなぜか変化を求めるタイプの人間らしく、
いつも挑戦したり何かの中にいてしまいます。
この様々な経験が、色んな人の力になれるきっかけにもなっているとも思います。
この様々な事が誰かの幸せにつながるように。
この日々を、妻と幸せな時間を積み重ね、
息子が逞しいおにいちゃんになってほしいと心から願います。
そんな事を今日も祈り、願いつつ。
毎日の一瞬に感動を繰り返しています。
息子はおなかの赤ちゃんを楽しみにして、
絵本を読んであげたり。
心待ちにしているようです。
なんて優しい子供になったのでしょう。
その成長を見てるだけで活力になります。
自分はなにもしていませんし、できていません。
これはすべて、いつも支えてくれている皆さまのおかげです。
心より感謝を。
たまたま話すタイミングがあり、
伝えた皆さんが喜んでくれているのを感じて、
自分はいつも泣きそうになっています。
皆さん、本当にありがとうございます。
皆がいるから今日も立って前を向いています。
頭が上がりません。
急なお伝えを失礼しました。
沢山の人に迷惑をかけて生きてると自分は思っています。
色んな人に助けてもらっています。
この恩を返せるように毎日一生懸命です。
一生懸命に人のためとか真顔でいつも言ってますが、
出来ることは少ししかありません。
もう中年ですので時間も多くはありません。
色んな角度から見て一生懸命でいれるのは、
皆がいてくれるからです。
そう思えること自体が幸せな事です。
アメリカのアイラブユーは、
日本だとご飯食べた?とか風邪に気を付けてね、とか。
この世界は愛がいっぱい、溢れてるんです。
難しく言うと、
抽象化した言語での表現は様々であるが、
その根本にあるのは同じ感情。
性善説とかの本当は国をディスるためのものではなく、
無分別知としての人と人との美しさを胸に。
愛と平和を祈ります。
10時に発行。
今週のふく割。
ようふく割がまさかの復活です。
あと、今日は自分は17時までしかいません。
のでもしも御用の方は、
それまで遊びに来ていただければと思います。
本当にすみません。
ちょっと行かなきゃで。
今日は土曜日。
天気は強風暴風で最悪ですが、
お店でゆるっと楽しみましょう。
色々お伝えが多くてすみません。
頑張ります。更新。。。
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カタログみたいなページ。
「WHIZLIMITED 2022 S/S “TIME” ルック。」
どうぞご覧になっていただければと思います。
宜しくお願い致します。
土曜日ですのでカレンダー。
どうぞ宜しくお願い致します。
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