L’évo。

おはようございます。

知とは経験値である、というテーマの元、

結果、色んなのを食べてない舌の言葉には興味も意味もない。

 

違う、意味が無いから興味が持てない、が正しいかもしれません。

もっと言えば食べてないから自身に自信が持てる、

ってそれもそれで正解だと思います、無知の知ではない、

 

無知の無知としての目線で。

 

という厳しい現実をいつも垣間見つつ、

これはいつも自分に経験をしろよ!逃げんなよ!

って言い聞かせるための内容です。

 

言葉、言語の意義はいつも自分の中にある、みたいな。

何を言いたいのかと言いますと、

先日、経験してきました。

 

そんな一昨昨日。

4/10(月)。

 

フランスで生まれたオーベルジュって言葉が苦手で、

「旅館」ってだけで言葉にしています。

それじゃ郊外じゃないだろー、って言われても旅館はほとんど郊外です。

 

旅に宿と書きますからね。

 

旬の素材も使います、そして泊まれます。

日本では便利な言葉あるのでこういう時は使いたいんです。

もっと言えば温泉ついてる方が好きですので旅館はついてるケースも多いですねw

 

という余談はさておき、

そんな自分は旅館でいいので何とかリゾートとかも好きじゃないです。

逆に隔離後の閉鎖で選択させないとも考えてます。

 

そんな自分の曲がった偏見をいつもぶっ壊すために、

調べたり周りの皆に聞いたりして、

そういうものこそ良さそうなところに経験しに行きます。

 

とんかつであれば、とんかつかっぽうかつぜんに行ったり、

カレーであれば、SPICY CURRY 魯珈に行きます。

おそらく良いとされる経験をすれば他をしなくてもいい、って思考です。

 

一番嫌いなのは食わず嫌い。

不幸な経験をしない事が一番の不幸。

 

とおおげさですが、なんで何でもやってみようとするのか?

の返答はこういう感じです。

 

そんな細かい話ですみません。

冒頭に1000文字書いたところで、

気の合う皆とちょっと行ってきました。

 

半年前の予約をすっかり忘れながらw

よくよく考えればめちゃめちゃなスケジュール。

まずは行かせてくれる家族に感謝を。

 

朝はちょっとコーヒー飲みに。

すっかり椅子も平気になりました。

 

っして出発。

まずはお参りへ。

DAY 1259。

日々の感謝を。

 

んでお店へ。

やらなきゃなことがあれこれあったので片付けて。

早めに出発です。

 

今回のメンバーは、

気の合う仲間たち、というか、

気を使わなさが合う仲間たちです。

 

コミュニティであり、

フィルターバブルでもエコーチェンバーでもない、

「だからどうした」って空気が好きです。

でもGINシャリはお金とか地位の話が多いので、

問題提起してくれてると思っていますw

そこにしかない的なそばを食べて失敗。

 

そんな感じでTERUさんとMIKAMI氏と笑いながら、

BGMのない車内でしゃべり倒しつつ、

あまりの道の狭さと、峠を攻めるGINシャリの正気を疑う、というか落ちそう。

 

焦ってない体でいましたが、

抑えきれなくて噛み噛み。

ブラザーズとブラジャーズ、しゃんだいめじぇいしょうるぶらじゃーず。

 

多分人生で一番噛みました。

笑いをとったところで到着。

L’évo

ポーズ①。

圧倒される。

ポーズ②。

散策。

興味がある山。

捕獲。

素敵。

サウナからの水風呂。

全員が無理だと感じる水の冷たさ。

というか経験してみましたがこれは自分は苦手です。

 

最初で最後でした。

そんな部屋。

近くには川。

建物。

毛皮がいっぱいあったのがまさかジビエ用の部屋だったとは。

(加工場はまた別の小屋)

そんなみんな。

 

そんな時間はあっという間に流れて、

食事の時間、本番です。

ランプで移動して到着。

夜はまた違う空気、空間。

そういえば星2つ。

この北陸ミシュランは参考にしない、って決めてますので、

すっかり忘れていました、本当にそういえば。

この待つ時間もデザインで。

いらない線とか一つもない。

レストランの中に入ると圧倒される。

空気というか圧、そして厨房の人の多さときたら。

そんなワクワクとご機嫌な二人。

メニュー。

今回あまりにも感動というか、

自分には刺さるものがありましたので記録させてください。

 

初めて全部の料理にペアリングを頼みました。

これは全員が泊りだからこそで、

ちゃんとお願いするとこんなに凄いのかというのも驚きました。

 

いつもどこかに使ってる気が今日はここまで無い、

そんな経験値が大きすぎました。

樹液。

アミューズから異次元。

ここら辺までは小松のあのお店に+αくらいかと思っていましたが。

この水蛸で持ってかれました。

なんじゃこれ、って一皿。

魚も不飽和を一切感じません。

なんてバランスでしょうか。

熊(春)。

もうジビエが苦手なんて言えません。

ホタルイカ。

もう苦手なんていいません。

熊(冬)。

言葉に出来ませんがこれが美味しいってやつでしょう。

大門そうめんが別の食べものになってました。

レヴォ鶏。

いまの関りからもこういうすごさは別の軸で感じます。

甘鯛ってこんなに美味しいのか。

一つ一つが別の世界。

猪にワインがぴったり。

これぞペアリング、みたいな。ああ、本当なんですねお酒と食事って。

今までが浅はかでした。

 

この時にMIKAMI氏に聞かれたことを思い出してメモ。

なぜ赤が肉なのかをちゃんと記録。

「肉料理には赤ワイン」と言われる理由は、赤ワインに含まれるタンニンにあります。 タンニンとは、ブドウの皮や種に多く含まれるポリフェノールの一種で、赤ワイン特有の渋味のもととなる成分。 タンニン由来の渋味が、肉の旨味や甘味を引き出すとともに、脂っぽさをさっぱりさせてくれるのです。

色味からスタートしてる、という視覚からの味覚かと考えていましたが、

タンニンという分かりやすい理由で、色もある意味では合ってるようなw

 

ちなみに白ワインに魚は逆の引き算的な理由でした、

「魚料理には白ワイン」と言われる理由は、白ワインには、タンニンがほとんど含まれていないので、渋味が少ない。 そのため、脂質の少ないさっぱり味の魚料理と合う。 とくに、白ワインに含まれるリンゴ酸が、さっぱり味の魚料理を引き立てる。

ってのをMIKAMI氏にお届け。

 

同時にこれからペアリングをする、ってのが基本になりそうで、

こうやって自分もちゃんと知っておかなきゃですね。

 

デザート①。

なんちゅうこだわり。

デザート②。

柿のこんな食べ方があるなんて。

デザート③。

最後の最後までぬかりなく、

あっという間の3時間の食事。

 

最高過ぎました。

多分、こういう料理の中で人生で一番美味しかったと思います。

感覚が変わりました。

 

皆が行った方が良いって言ってくれる訳だこりゃ。

前衛的地方料理。

地方の自分は衝撃は大きかったです。

 

取り合えずきっかけになってくれたMIKAMI氏ありがとう。

そして一緒に感動してくれたTERUさんとGINシャリに感謝です。

 

最後の前々からいかに素晴らしいかを教えてくれたAO氏。

聞いてて知ってたからこそ盛り上がりがあったと思います。

 

食も接客も作りも見たら感覚が変わる、

ってよく言ってるあの感覚がよく分かりました。

こういう内容を理解する会話がとても好きでこれでもなく貴重だなと。

 

 

お腹いっぱい胸いっぱいのあとは、

ジビエやワインセラーを案内してもらって、

ここがまた衝撃の光景で、

ここばかりが脳裏に焼き付いてます。

そういう意味でも経験しすぎたような。

そんな記憶に残る夜でした。

 

この後は飲み過ぎた一同で、

フラフラで早めに就寝でした。

もちろん一番最初に自分が気絶。

 

ここしばらく寝れてなかったので、

こんなに眠いか、と思うほどの眠さ。

そしてゆらぎに持ってかれました。

 

色んな意味で自分のつまらない謎の内容を、

寝る前まで付き合ってくれた皆さんに感謝です。

お酒でさらにめんどくさかったと思います。

 

距離も水風呂もジビエもペアリングも、

一言で楽しかった。

 

ありがとうございました。

 

ってことでそんな月曜日でしたとさ。

この経験を誰かにしてほしい、

って本気で思いました。

 

何かが変わると思います。

是非一度、富山南砺市山奥にあるレヴォに行ってきてください。

後悔はさせません。

 

(温泉はありません)

 

昔、五箇山温泉(合掌作り)が好きでした。

という記憶が蘇りましたが、

コテージとかが多かったような、そんな事を思い出しました。

 

これも良い思い出です。

 

何事もきっかけで、

この日は色んな事に改めて感謝をし、

自分を見てみようと考えるきっかけが多かったです。

 

そういう意味でも楽しかった。

とどれだけ言っても同じ話ですみません。

 

そんな待ちに待ったご飯でした。

 

少し自分も4月から色々と動いてみたり、

行ってみたり、買ってみたりしようと思っています。

 

随分と長く大人しくしてましたので、

自分の好きなものをもっと好きになる行動を、

増やしていきたいと考えています。

 

4月になり、期が変わり、

夏の立ち上げも終わってこの体験。

ここからまた始めれる事もあると思います。

 

そんな感じで変わる事と変わらない事の、

両方を大切にしながら、

新しい時代を共に歩んでいきましょう。

 

 

そんなこんなで。

それではこの辺で。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

今日は木曜日。

頑張ります。更新。。。

 

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